アニメーション界に新たな風を吹き込む映像作家の水尻自子(みずしり よりこ)さん!
世界三大映画祭の1つ第75回ベルリン国際映画祭の短編部門で水尻自子さんのアニメ『普通の生活』が、最高賞に次ぐ銀熊賞(審査員賞)を受賞しました。
今回はベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した注目の監督・水尻自子さんの経歴やプロフィールを紹介します。
- 水尻自子のwiki経歴プロフィール!
- 水尻自子ベルリン映画祭受賞作品のモデルは愛犬?
水尻自子のwiki経歴プロフィール!
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水尻自子さんのwiki経歴プロフィールは下記の通りです。
プロフィール
- 名前:水尻自子(みずしり よりこ)
- 生年月日:1984年誕生日非公表(2025年時点41歳)
- 出身地:青森県十和田市
- 出身中学:不明
- 出身高校:不明
- 出身大学:女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース後同大芸術学部デザイン学科卒業
- 職業:映像作家・監督
経歴
- 女子美術大学で専任助手を経た後独立して活動を開始
- プロデュースしているクリエイターチーム「シリプロ」を主宰
- 第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞(作品:『布団』)
- 第65回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品(作品:「幕 Maku」)
- 第74回カンヌ国際映画祭監督週間コンペティション部門選出(作品:「不安な体」)
- 第75回ベルリン国際映画祭で『普通の生活』が銀熊賞審査員賞を受賞
水尻自子さんは、1984年に青森県十和田市で生まれた日本の映像作家。
誕生日は非公表ですが、41歳(2025年時点)。
現在は東京都在住で、独自のスタイルでアニメーション作品を次々と生み出しています。
水尻自子さんは、東京5美術大学の1つ、女子美術大学短期大学部造形学科デザインコースを卒業後、同大学で専任助手を務めました。
東京5美術大学とは多摩美術大学・武蔵野美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・女子美術大学
出身中学と出身高校は公表されておらず、現在調査中。
女子美術大学に進んだ学生の出身高校は、女子美術大学付属高等学校から100名以上毎年入学しています。
女子美術大学付属高校と、それ以外の高校からの入学者と100名以上の差があることから、もしかしたら水尻さんも女子美術大学付属高校かもしれません!
経歴は?
水尻さんはその後独立し、クリエイターチーム「シリプロ」を主宰。
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水尻さんは「水尻」という名字にコンプレックスがあったんだって!
水尻さんが創作活動を始めたきっかけは、意外にも自身の名字。
「水尻」という名字へのコンプレックスから、「尻」の作品を描きためていたそうです。
それらを教員に見せたところ
そこから水尻さんは、独特な表現スタイルを生み出しアニメーション制作への道を歩き始めました。
2009年に『レイナレイナ』で監督デビューを果たし、2012年には『布団』で第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞。
2013年の『かまくら』は、第64回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にノミネート。
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どんどん国際的な評価が高まってきたのですね!
そして2021年、短編アニメーション作品『不安な体』が、第74回カンヌ国際映画祭監督週間のコンペティションに選出され、ワールドプレミアで上映。
そしてついに、第75回ベルリン国際映画祭で『普通の生活』が最高賞に次ぐ銀熊賞(審査員賞)を受賞しました!
水尻自子ベルリン映画祭受賞作品のモデルは愛犬?
2025年2月、水尻自子さんの新作『普通の生活』が第75回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門で銀熊賞(審査員賞)を受賞しました。
ベルリン国際映画祭 短編部門で『普通の生活』が銀熊賞いただきました。https://t.co/K66PJc0gb5
— 水尻自子 Yoriko Mizushiri (@yoriko) February 23, 2025
フランスのMiyuと日本のニューディアーの国際共同製作です🐻❄️
Trailerhttps://t.co/0cWNcS0f2f
この快挙となった銀熊賞を受賞した作品のモデルが水尻さんの愛犬がモデルと言われています。
水尻さんのベルリン映画祭受賞作品は、下記のような内容です。
- 約10分の短編アニメーション
- 日常生活や人間の体の微細な動きを淡い色調で繊細に描いている
- 女性の格好をした(性別不明)人物が指先で犬の口に触れたり水があふれた靴に足を入れたりと人や物が接触する感覚を表現
- 人間の指先や犬の体毛の細かな動きなどをコラージュしている
- 物語やセリフがなく言葉で表現しにくい感覚的な内容
- シンプルさとディテールを巧みに組み合わせている
- 日常を芸術作品に変えている
- 水尻監督の愛犬がモデルとなっていて素朴で温かい幸せを表現している
興味深いのは、水尻さんの作品のモデルが水尻さんの愛犬だったという点。
授賞式で流れた水尻さんのビデオメッセージでは、制作スタッフへの感謝とともに、映画のモデルとなった愛犬への想いが語られていました。
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水尻さんは普段から愛犬に関する投稿をしていて、そんな身近な日常から生まれる感覚や感情を大切にした作品が大きな賞を受賞したというのはすごいですよね!
まとめ
『【どんな監督?】水尻自子のwiki経歴プロフ!愛犬がモデルの作品でベルリン受賞!』と題して、映像作家で映画監督の水尻自子さんのプロフィールと経歴を紹介しました。
第75回ベルリン国際映画祭の授賞式が日本時間の2月23日に開かれ、短編部門で水尻自子監督のアニメ『普通の生活』が、最高賞に次ぐ銀熊賞を受賞!
水尻さんは女子美術大学で美術の基礎を学んだ後、独特の感性と表現力でアニメーション会に新風を巻き起こしています。
水尻さんの作品は、日常の何気ない瞬間を繊細に描いているところが国内外を越えて観る人の心に直接届けています。
この受賞は、水尻自子さんの作品が普遍的な感動を呼び起こす力を持っていることを証明しています。
今後も水尻自子さんの活躍から目が離せませんね、水尻さんこの度は受賞おめでとうございます!