2025年3月1日報じられたみのもんたさんの突然の訃報は、多くの人々に衝撃を与えました。
長年にわたり日本のテレビ界で活躍し、親しまれてきたみのさんの死因について様々な憶測が飛び交っています。
今回は、みのもんたさんの死因とされるパーキンソン病や窒息の可能性についてお伝えします。
- みのもんたの死因はパーキンソン病？
- みのもんたのパーキンソン病は窒息を引き起こしやすかった？
みのもんたの死因はパーキンソン病？
結論から言うと、みのもんたさんの死因について持病のパーキンソン病が関わっている可能性が高いです。
みのもんたさんは2019年(当時74歳)にパーキンソン病と診断。
その後も病気と闘いながら活動を続けていました。
- 脳内のドパミン神経細胞が減少することで引き起こされる進行性の神経変性疾患
- 手足の震えや筋肉のこわばり、嚥下障害や動作の緩慢化などの症状が出る
みのもんたさんの場合、パーキンソン病の進行により、様々な身体機能に影響が出ていたと考えられます。
知人の葬儀で献花した際、体がグラリと揺れたことがきっかけでパーキンソン病が判明
引用元：スポニチ
みのもんたさんの死因がパーキンソン病だったという直接的な証拠はありませんが、パーキンソン病により健康状態を悪化させ、最終的な死因につながった可能性は高いと言えるでしょう。
みのもんたのパーキンソン病は窒息を引き起こしやすかった？
みのもんたさんのパーキンソン病が窒息を引き起こしやすかったかというと、関係していると思います。
パーキンソン病患者の多くに嚥下障害が出る場合が多いと言われています。
パーキンソン病は脳内のドーパミン不足により、嚥下に関わる筋肉の協調が損なわれます。
これが原因で、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなる嚥下障害が進行します。
焼肉のような硬く油分の多い食品は、嚥下機能が低下している患者にとって特に危険が伴い、今回のような窒息を起こすことがあります。(五藤医師)
引用元：フライデー
高級焼肉店で楽しい食事中…
2025年1月16日、お気に入りの焼肉店に訪れ楽しい時間を過ごしていたみのさんでしたが、大好きな牛タンを咀嚼中、喉に詰まらせてしまいました。
一緒に食事をしていた方がすぐに背中をさすりましたが、みのさんの反応がなかったため119番通報。
みのさんは当日、19時頃に港区にある芸能人御用達の高級焼き肉店で食事をしていた際、牛タンの肉片をほとんど噛まずに飲み込んでしまったという。
同席していた知人が急いで背中をさすったものの、息ができず苦しそうにしていて、関係者によると一時は意識不明の重体だったという。すぐに救急搬送され、一時は心肺停止状態に。
引用元：NEWSポストセブン
高級焼肉店での事故から45日、残念ながら自宅に戻ることなくお亡くなりになりました。
パーキンソン病は根本的な治療法は確立されていない難病。
薬とリハビリ治療を続けていたのに…
みのもんたさんの場合も牛タンという噛みにくい食材を食べる際に、十分に咀嚼できずに飲み込もうとしたのかも。
パーキンソン病を患ってなかったとしても、高齢になると食事中の嚥下障害は出やすくなります。
高齢者に多い誤嚥性肺炎とは？
特に高齢者の方は、誤嚥性肺炎が原因で倒れたり体調を崩すことがあります。
特に、硬い食べ物や大きな食べ物は喉に詰まりやすいですよね。
誤嚥とは、
みのもんたさんの持病のパーキンソン病が窒息を引き起こしやすかったかどうかは断定できませんが、嚥下障害が関係していた可能性は高いです。
パーキンソン病患者が食事するときの注意点を以下にまとめました。
- 食べ物を小さく切り、柔らかくする
- ゆっくりと時間をかけて食べる
- 一口の量を少なめにする
- 食事中は姿勢を正しく保つ
- 必要に応じてとろみ剤を使用する
毎回の食事に上記のようなことを気を付けるのは大変かもしれません。
でも、一歩間違えると大きな事故となってしまうと考えると、これらの注意点を十分に気にする必要がありますね。
みのもんたさんの持病のパーキンソン病が窒息を引き起こしやすかったかどうかを医師以外で断定することはできません。
しかし、パーキンソン病の症状の1つに嚥下障害があるのでリスクを考えて注意することが必要だったことは間違いありませんね。
まとめ
今回は『みのもんたの死因はパーキンソン病？窒息を引き起こしやすかった？』と題して、みのもんたさんの死因についてお伝えしました。
みのさんの持病であるパーキンソン病が窒息を引き起こしやすかった可能性は高いです。
パーキンソン病による身体機能の低下、特に嚥下機能の障害が窒息事故につながったのかもしれません。
みのもんたさんが大好きな焼肉店で牛タンを喉に詰まらせてしまったことは、近くに高齢者がいる方にとっても緊張感の走る出来事だったのではないでしょうか。
パーキンソン病患者や高齢者の方々は、以下の点に注意することが大切！
- 定期的な健康診断を受ける
- 嚥下機能の状態を確認する
- 食事の際は十分に注意を払う
- 必要に応じて専門医のアドバイスを受ける
- 家族や周囲の人々のサポートを受ける
みのもんたさんのご冥福をお祈りするとともに、みなさん健康に気をつけて日々を過ごしていきましょう。
